? 映画『グレート・ミュージアム ハプスブルク家からの招待状』公式サイト


INTRODUCTION

芸術の都ウィーンが誇る"偉大なる美術館"
-ウィーン美術史美術館。
そこで繰り広げられる、誰も見たことがない"美の裏側"

ハプスブルク家の歴代皇帝たちが蒐集した膨大な数の美術品を所蔵し、今年で創立125周年を迎えたウィーン美術史美術館。収蔵作品は、クラーナハ、フェルメール、カラヴァッジオ、ベラスケスなどの名画から絢爛豪華な美術工芸品まで多種多彩。なかでも傑作「バベルの塔」をはじめとしたブリューゲル・コレクションは世界最多を誇る。

創立120年の節目に取り掛かった大規模な改装工事に2年以上にわたり密着した製作陣は、豪奢な天井画や壁画などまるで宮殿のような豪華な装飾とともに、美術品の収蔵庫、修復作業場、閉館後の館内や会議室など、ふだん見ることのできない美術館の姿を虚飾のないカメラでとらえていく。"偉大なる美術館"の裏側とそこで働く人々の姿を丁寧に描いた、芸術の世界をたっぷりと堪能できるドキュメンタリー映画である。

STORY

伝統ある美術館にも押し寄せるグローバル化の波?
120年目の大いなる転換はどんな結末を迎えるのか。

館長、学芸員、修復家、美術史家、運搬係、清掃員。個性的なスタッフたちがつむぐ小さなドラマは、組織のなかで働く苦労や、芸術を扱う仕事が持つ困難さを切実に描き出す。美術館のブランド戦略をめぐって紛糾する会議。収支バランスを問うてばかりの経営陣。下っ端扱いを嘆くサービス係。完璧主義の修復家。芸術とビジネスとが同居する場で巻き起こるのは、どれも普遍的でありながらユニークな問題ばかり。
なかでも「伝統の継承」と「大胆な革新」という正反対の選択を迫られる姿は興味深い。ハプスブルク家の遺産を守る美術館は、中世からの伝統を継承しつつ、現代の観客に向けて新たな風を吹き込まなくてはいけないのだ。
悩みながらもそれぞれの仕事に誠実に対処するスタッフたちのストーリーは、ときにユーモアあふれる展開やあっと驚く感動的な瞬間をもたらしてくれる。

ABOUT

ウィーン美術史美術館

オーストリアの首都ウィーン中心部にあるウィーン美術史美術館は、1871年、ハプスブルク家皇帝フランツ=ヨーゼフ1世の命により建設がスタートし、1891年に開館した。13世紀からオーストリアを実質支配したハプスブルク王朝は第一次世界大戦後に崩壊するが、美術館は歴代の君主たちによる収集品をはじめとする数々の美術品を所蔵。その数は絵画だけで7000点を超える。豪華な天井画や壁画をもつネオ・ルネッサンス様式の建物はウィーン自然史博物館と対をなし、「双子の美術館」と呼ばれ、市民や観光客から親しまれている。年間来場者数は135万人にのぼり、そのうち1割弱が日本人観光客と言われている。

Characters & Staff

登場人物紹介

ハプスブルク家の遺産を受け継ぐウィーン美術史美術館、知られざるその舞台裏。
個性豊かなスタッフたちが織り成すドラマ。
互いの理想を求め時にぶつかり合う、彼らの静かな戦いの日々は続く。

Pride後世に伝える責任

美術史美術館総館長 ザビーネ・ハーク
「生き残るために、
 私たちはどうすればよいのか。」

Economyままならぬ現実

予算にきびしい最高財務責任者
パウル・フライ

「どうしてこんなに
お金がかかるんだ?」

展示にこだわる絵画館の館長
シルヴィア・フェリーノ=パグデン

「フライ博士。
お話なさるたびに予算が
減ってるわよ!」


美術史美術館総館長代理
フランツ・ピヒョルナー

「予算が…」

馬車博物館館長
モニカ・クルツェル
=ルントシャイナー

「でも、せめて1点は
落札したい!」

Brnadeとにもかくにも集客

新しいロゴやコピーを提案する
クリエイティブ・ディレクター
シュテファン・ツァイスラー

「新しいロゴをポスターに
のせて、宝物館と馬車博物館
に"帝国"をつける。
これで観光客もぐっと増えるよ」

いつも冷静な美術収集室室長
パウルス・ライナー

「新しいロゴなんて
初めて見たよ…
建物の名称も変わるの?」


新チケット案を提案する
デザインチーム

「これではアピールが
まだ足りないかしら」

もうすぐ定年を迎える
武器コレクション館長
クリスティアン・ボーフォー・
スポンタン

「新しいブランド戦略?
私はそういうことには
関わっていないよ」

Legacy過ぎゆく時間との戦い

絵画の修復家
イナ・スラマ

「画風がどこかルーベンスらしくないわ」

絵画の修復家
エファ・ゲッツ

「虫が掘った穴があるし、
ここは数十年分の汚れがたまっているわ」


アンティーク時計の修復家
ニルス・ウンガー

「う~ん、
これはどうなってるんだ?」

悩める室長
アンドレアス・ツィンマーマン

「ハプスブルグ家の伝統は時に重荷だよ…」

絵画の修復家
エファ・ゲッツ

「ハプスブルク。この名前があって
日本での展覧会は大成功したのよ。」

ベテランお客様係
タティヤナ・ハーツル

「お客様係や警備係は
       下っ端じゃないのよ!」

「お客様係や警備係は
下っ端じゃないのよ!」

スタッフ

  • 監督・脚本:ヨハネス・ホルツハウゼン

    1960年、オーストリア、ザルツブルク生まれ。81年よりウィーン大学で美術史を学び、85、86年に共同で、国際的に著名な美術研究家や美術史家を招いて「アートとアートのコンセプト」と題した講義シリーズを開催。87年から95年までウィーン国立音楽大学の映画アカデミーに入り、初のドキュメンタリー作品『Those Loved by God』(92)を製作。高い評価を受け、多くの映画祭で上映される。卒業後、5年の歳月をかけてソ連の航空母艦に迫った長編ドキュメンタリー『On the Seven Seas』(01)を完成させ、02年のベルリン映画祭のフォーラム部門でプレミア上映された。その他、00年には、保守派のオーストリア国民党と極右のオーストリア自由党との連立政権の要請で、政治的な状況を描いた『Zero Crossing』を製作。初のTV作品としてバイエルン放送でオーバープファルツ地方における都市への移住について描いたものを製作する一方でドキュメンタリー作品 『Frauentag』(08)の製作も進めるなど、精力的に製作を続けている。

  • 製作:ヨハネス・ローゼンベルガー
  • 共同脚本:コンスタンティン・ウルフ
  • 撮影:ヨルク・ベルガー、アッティラ・ボア

COMMENT

(敬称略 順不同)

オーストリアの首都ウィーン中心部にあるウィーン美術史美術館は、1871年、ハプスブルク家皇帝フランツ=ヨーゼフ1世の命により建設がスタートし、1891年に開館した。13世紀からオーストリアを実質支配したハプスブルク王朝は第一次世界大戦後に崩壊するが、美術館は歴代の君主たちによる収集品をはじめとする数々の美術品を所蔵。その数は絵画だけで7000点を超える。豪華な天井画や壁画をもつネオ・ルネッサンス様式の建物はウィーン自然史博物館と対をなし、「双子の美術館」と呼ばれ、市民や観光客から親しまれている。年間来場者数は135万人にのぼり、そのうち1割弱が日本人観光客と言われている。

-  中野京子(作家・ドイツ文学者)

グレート? 確かに。でもハプスブルク家という華麗で重たい名前の下でも、美術館スタッフのやることは基本同じ。自分の持ち場でプロフェッショナルであろうとする彼らの姿勢が胸を打つ。

-  馬渕明子(国立西洋美術館長)

美術品の保管や展示、修復には、莫大な予算と多大な労力がつぎ込まれる。私たちが美術館で作品を目にできるということは、そういった多くの献身の結果であるということを実感できるだろう。

-  池田理代子(漫画家・声楽家)

これは愛と責任をもって芸術を支え、精錬にして静かに取り組む人々の美しきおとぎの世界である。

-  奥田瑛二(映画監督・俳優)

私の大好きなウィーン グレート・ミュージアムで繰り広げられる表舞台にはでることのないドラマ。ふだん垣間見ることのできない裏側はそれぞれの担当者の思惑が絡まり合い一触即発!何はともあれ、芸術の秋、皆様もどっぷりと究極の美をごらんになって!

-  假屋崎省吾(華道家)

ウィーン美術史美術館 -  そこには、美術館が「美術館」になる前の根源的な記憶が息づいている。数百年をかけて蓄積され、ゆっくりと発酵してきたコレクションの記憶。この美術館で働くひとたちには、そうした「記憶」の重みを、それと知りながら背負う気高さがある。この映画を観終えるとき、誰の眼にも明らかなのは、きっとそのことだと思う。

-  新藤淳(国立西洋美術館研究員)

欧州の大美術館の中でも一、二を争う格式を持つ「ウィーン美術史美術館」の改修工事と再生の記録。ハプスブルク家の本拠地ウィーンらしい重厚豪奢な雰囲気の中、ブランディングや予算配分など、アクチュアルな話題が展開するのは刺激的だ。

-  高橋明也(三菱一号館美術館 館長)

チェッリーニの「黄金の塩入れ」、ブリューゲルの「バベルの塔」・・・。だがどんな名画名作よりも、カメラが丹念に追うのはハプスブルク家の遺産を支える人々の姿。そして帝国主義的スノビズムの幻影も。

-  藤原えりみ(美術ジャーナリスト)

世代交代や時代に合わせた変革は多くの組織が直面する普遍的な問題である。
この映画は、ひとりひとりが日々の職務に全力を尽くす真摯な姿を通して、組織の過去と未来をつなぐのはであることを教えてくれる。

-  廣川暁生(Bunkamuraザ・ミュージアム 主任学芸員)

普段は決して見ることのない美術館の舞台裏。それは時にシビアで、時にドラマティックだ。
本作を観れば、美術館を見る目がきっと変わる。

-  橋爪勇介(『美術手帖』編集部)

苦労なんて微塵も感じさせない"美しさ"の裏にある、人々のプロフェッショナルな熱意を垣間みられる貴重な作品だと思います。

-  斉藤アリス(モデル・タレント・ライター)

THEATER

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※上映劇場が変更となる場合がありますので、鑑賞の前に必ず各劇場にご確認ください。

2017.1.27

関東

地域 劇場名 特典付鑑賞券 公開日
東京 ヒューマントラストシネマ有楽町 上映終了
神奈川 横浜シネマジャック&ベティ 上映終了
神奈川 川崎市アートセンター 上映終了
神奈川 アミューあつぎ映画.シネマ 3月4日(土)
群馬 シネマテークたかさき 上映終了

北海道・東北

地域 劇場名 特典付鑑賞券 公開日
北海道 シアターキノ 上映終了
北海道 シネマトーラス 上映終了
宮城 チネ・ラヴィータ 上映終了
山形 フォーラム山形 3月11日(土)
福島 フォーラム福島 3月4日(土)

中部・甲信越

地域 劇場名 特典付鑑賞券 公開日
愛知 名演小劇場 上映終了
静岡 静岡シネギャラリー 上映終了
静岡 シネマイーラ 2月25日(土)
長野 長野ロキシー 2月25日(土)
石川 金沢シネモンド 4月15日(土)
富山 ほとり座 上映終了

近畿

地域 劇場名 特典付鑑賞券 公開日
大阪 シネ・リーブル梅田 上映終了
京都 京都シネマ 上映終了
兵庫 シネ・リーブル神戸 上映終了
兵庫 宝塚シネ・ピピア 上映終了

中国・四国

地域 劇場名 特典付鑑賞券 公開日
広島 サロンシネマ 3月5日(土)
岡山 シネマ・クレール 上映終了
山口 山口情報芸術センター 上映終了

九州・沖縄

地域 劇場名 特典付鑑賞券 公開日
福岡 KBCシネマ 上映終了
佐賀 シアターシエマ 上映終了
熊本 denkikan 上映終了
大分 シネマ5 上映終了
宮崎 宮崎キネマ館 上映終了
鹿児島 ガーデンズシネマ 3月4日(土)
沖縄 桜坂劇場 上映終了
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